初めての美容整形で、二重まぶたの手術を選ぶ人が多いようです。近年はプチ整形といって、切らずにできる施術もあるため、メイクの延長線上ぐらいに考えられるようになっているからでしょう。また、普段のメイクにおいても、二重に見えるようなテクニックを駆使しているため、整形することにそれほど抵抗を感じられないのかもしれません。二重整形の方法には3種類の方法があり、それぞれの施術方法や費用は異なります。1つ目の方法は、一般的にプチ整形と呼ばれ、最も人気の高い埋没法です。埋没法は、まぶたに糸を埋め込み、まぶたの裏側で留めて二重を作る施術で、手術後の腫れも3日程で改善します。糸で何点留めるかによって費用も異なりますが、1点留めなら両目で3万円、2点留めなら両目で5万円、3点留めなら両目で8万円程が相場です。留める数が増えるほど、費用も高くなります。2つ目の方法は、メスを使ってまぶたを切り縫合する切開法です。まぶたの脂肪が厚い人でも幅の広いぱっちりとした二重が作れ、糸で留めるだけの埋没法のように、元に戻るリスクが少ないのがメリットです。費用は、埋没法よりも高くなり、両目で20万円から30万円が相場となっています。腫れが完全にひくまでに、2週間から3週間はかかるため、仕事にも影響が出る可能性があります。3つ目の方法は、埋没法と切開法をミックスさせた部分切開法です。まぶたを1センチほど切開して二重を作る施術で、元に戻るリスクも少ないうえ、キズも小さいのがメリットです。ほとんどの腫れは1週間ほどでとれ、完全に落ち着くまでに1ヶ月程を要します。費用は、両目で25万円が相場となります。初めて二重整形を受ける人は、これらの施術の特徴を把握して、自分にぴったりの方法を選ぶのが良いでしょう。できるだけ費用を安くあげたい場合は、それぞれの美容整形外科が募集しているモニターに応募するという方法もあります。顔の一部をホームページや広告で使用することを許可すれば、通常の値段の半額以下や、無料で施術が受けられることもあります。